年内に済ませること(算数と理科)
こんばんは。
算数の伝道師ヒパヒパです。
毎年この時期に口酸っぱくいっていることを書き出して
共有しておきたいと思います。
知っておいて損はないはずです。
年が明けて残り30日を切ってくると
コンディションを整えていくのがメインになってきますから、
年内に最後、
死なない程度のラストスパートをかけておきましょう。
①理科について
コアプラスはよくまとまったテキストなので、
少なくとも2周は確認して必ず全問押さえる。
その際、理由について理解が浅い部分は各単元のテキストをよ~く見て理解する、
あるいは質問するか自分で調べましょう。
重要な単元(気体発生・天体・力学)も最後まで準備する。
塩酸に水ナ水を入れる場合と、水ナ水に塩酸を入れる場合では
蒸発させたときに残る固体量のグラフが違うんでしたよね。
力学もばね・てこ・滑車をひと通りおさらい。
まだの人は今のうちに質問して疑問解消しておきましょう。
②本命校の過去問について
過去問は本命校(第1志望)でも10年見れば充分です。
最低5年分は全科目解いて形式とペース配分にも慣れましょう。
プラス算数だけでも5年分できればOKです。
もちろん、ただ解いて採点するだけなんていうのは意味がありません。
どこをどう間違えて、合格ラインに届くにはどれとどれを取るべきだったか
というのをよく分析しましょう。
入試本番の極限状態ではそれを瞬時に判断して
問題を選んでいかなくてはならないのですから、
今それができるようになっていないと困ります。
そしてもし算数が数年分まだ残っているなら、
できるだけ最近のものを力試しで解けるように残しておくとよいです。
でもすべて解いてしまったならそれはそれでも構いません。
ここでひと息、ポチッとお願いします。
③併願校の過去問について
全科目の形式を必ず一度は見ておきましょう。
一度も解かずに受験するのにはかなりのリスクを伴いますが、
形式や傾向が似ているとあらかじめ似ていることを把握していれば
それほど恐れることはありません。
併願校とは言っても、少し背伸びして考えている第1志望と
迷うくらいの第2志望校なら最低3年分は必要ですが、
特に第1志望校と第2志望校の形式やレベルが異なる場合は、
特によく注意してください。
あらかじめよく慣れて心の準備もしておかないと、
1月の前入試(渋幕や市川など)との兼ね合いもよく考えてください。
筑駒にしっかり届きそうな子は例外ですが、
人気がありかつ問題の難しい渋幕は要注意です。
開成・桜蔭に受かる子でもよく準備しないといけないくらいですから。
ダメもとで受けてコテンパンにやられてもうちの子は平気!
というタイプでもない限りは、
しっかり準備をするかもう少し現実的な路線で考えましょう。
今年もあと3週間ですが、
まだやれることは確実にあります。
ここまで来たら量ではなく、質を意識して仕上げていきましょう。
最後に、来年3~6年生の方へ。
説明会お待ちしておりま~す。