ヒパヒパの学習日記

自由が丘の算数塾、あるこ塾の代表がこども学習について色々と書いています。

平成の授業も残りわずか

皆さん、こんにちは。

 

 

算数の伝道師ヒパヒパこと、

あるこ塾代表の中村です。

 

 

元号、どうやら「令和」になるそうですね。

 

まだ何とも実感が湧かないので、

他人事のような伝聞調になってしまいます。

 

そうは言っても、

平成が残すところ4週間を切りました。

 

 

元号が変わるからと言って

(物理的には)特に何がどうなるわけでもないのに、

なんだか心がちょっとウキウキする。

 

人間って変な生き物です。

 

 

私の場合、兄弟で生まれた元号が違うので

元号が違う(変わる)」という現象自体は

意識せざるを得ない機会がそこそこ多くあったのですが、

大人として「元号が変わる」という出来事を経験するのは

生まれて初めてです。

 

おそらく今年から新生児には「令」の入った名前が増えて、

「怜」や「玲」や「伶」の字の人気も高まるのでしょうね。

 

 

中には、

算数で「年令算」と呼ばれるタイプの問題があるので

「年令算の令だよね」と言った子もいましたが、

小学生が「年齢」ではなく「年令」と書くのは

「齢が常用漢字外だから」という理由によるので

「ほんまはちゃうんやけどね」とやんわりツッコんでおきました。

 

 

この令和、「万葉集からの引用で初の国書典拠」ということですが、

「中国の元ネタがあるのに日本政府はそれを隠している」という

穿った中国人たちの反応も少なからずあるようで、

中国から多くを学んだ日本人が歴史的な文献から引用している限りは

そういう憶測をなくすことは不可能に近いでしょう。

 

 

いずれにせよこれからの時代、日本人はもっと

日本民族や文化のルーツやオリジナリティというものを

真剣に考えていかないといけないのかもしれません。

 

 

あと個人的には「令和」の意味が非常に気になりました。

東京大学教授(歴史学)の本郷和人先生があるテレビ番組で

「(令和は)人に命令して仲良くさせるという意味になる」と

おっしゃったそうですが、

私も「令和」の発表を見た瞬間は概ねそのような解釈で捉えてしまいました。

 

 

たくさんの子どもたちが

命「令」されずとも自分の頭で考えて自発的に行動できる人に育ち、

自然と多くの「和」が生まれるような素敵な時代になっていってほしいなと

私は切に願います。

 

 

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