ヒパヒパの学習日記

自由が丘の算数塾、あるこ塾の代表がこども学習について色々と書いています。

6月マンスリー対策

またしばらく空いてしまいました。
すっかり梅雨入りして、毎日ジメジメしますね。


さて、S.O.も終わって6月マンスリーです。毎年ですがこの6月マンスリーはなかなか大変です。去年教えた子達も思ったように取れなくて凹んでました。

理科の星2回は基本ですし月よりも簡単なのでいいとして、問題はバネとかっ車・輪軸。自然長を入れたり入れなかったり、棒や滑車の重さをゼロにしたりしなかったりの細かい計算が苦手な子には、今回はかなりキツイでしょう。

でもこういう計算は、一通りパターンに慣れちゃえば入試でも確実に得点源になります。バネとか中和の計算もそうですが、部分比例が解けるか解けないかの差は理科の計算では一番決定的な気がします。
ここが苦手な子はポイントチェックの前から7割くらいの量でもいいので、ミスなく解けるように繰り返し確認しましょう。

こちらも細々と…。


算数は優先順位で言えば、何と言ってもまず相似(拡大・縮小)と規則性です。相似は平面図形の核です。E1くらいまではなんとか確実に押さえたい。規則性は植木算・方陣・数列とありますがテストでは数値設定を微調整してくるので、よくよく読む意識をつけるしかありません。公式的な処理ではそろそろ追いつかないレベルに来ています。

グラフも水問題は中堅より上は入試頻出ですし捨てられません。まだそんなに難しくないので、最後のつるかめ算が絡むところ以外はなんとか押さえましょう。

場合の数…ある程度苦手なのは当たり前というか自然な単元なので、まずは変に計算一発で片付くと思わないことですね。困ったら30個くらいまでは書き出す!場合の数が苦手な子は大体書き出しが出来ない。
夏期講習でも2回出てきますし今回が全てではないのですが、どんなに苦手でもなんとかB,Cくらいまでは確実にしたいところです。

最後に各回巻末の立体切断は、もうガッツリ計算が必要な問題になっているので、サボってきてしまった人は今回は捨てるのも一つの手です。実際そう指示した子もいます。


ああ、盛りだくさん。
焦らず、着実に。