ヒパヒパの学習日記

灘中高・京大卒の元S講師がこども学習について色々と書いています。

5年生志望校診断S.O.について

こんばんは、算数の伝道師ヒパヒパです。

 

先日は5年生の志望校診断S.O.でしたね。

そして今日はそれの結果発表。

 

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5年生のマンスリーや復習テストなどは

過去問対策をしてしまっている人などもかなりいるので

偏差値などはそれほど当てになりませんが、

それに比べればこの志望校診断S.O.は

純粋な実力テストに近いテストとして考えてもいいでしょう。

 

ただ、ひとつ付け加えておきたいのは

「この志望校診断S.O.で志望校に向いているかどうかは判断できない」

ということです。

 

これは毎年どのご家庭にも伝えています。

特に筑駒や渋幕など、偏差値だけでなく問題の難易度がそもそも高い学校ほど

実際の入試問題や受験者とのレベルが違いすぎたり、

また、現時点の子どもたちには難しすぎる問題も入っていたりします。

(今回は特に難問は入っていませんでしたが)

 

そしてさらに!

5年生の今の時期は、

算数の最重要単元『割合と比』、『平面図形(相似)』、『速さ』のうち、

『平面図形(相似)』をまだ学んでいないのです。

 

平面図形は立体図形と合わせて毎年必ず2問以上出す学校も結構あります。

それがごっそり抜け落ちているのだから、

各学校の問題に対する向き不向きなんて

とても判断できないことは明らかです。

 

つまり、思ったよりも結果が悪くても

自信を失ったり落ち込む必要は全然ないのです。

サピのカリキュラムでは、本当の勝負は冬期講習からなのです。

とは言ってもやっておくべきことはありますし、

それまでに戦闘態勢の整っていない子たちはここで一気に離されます。

 

「えっ、じゃあ何のためにこのテストを受けさせているの?」

「この結果はどう受け止めたらいいの?」

と思うのはごもっとも。

このテストの持つ意味は2つです。

 

 

ここでひと息、よろしくお願いします。

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①「そろそろ志望校というものを意識して勉強を始めましょう」というメッセージ。

 学校の名前が具体的に出てくるので、かなりの刺激になりますよね。

 お母さんたちどうしの会話でも、「うちは○○目指してるんだけど・・・」と

 学校名を出して牽制に拍車がかかり始めることでしょう。

 当の子どもたちはと言うと、受験をしようとは思っていても5年生のこの時期に

 はっきりと志望校を意識して勉強している子はまだ1/4もいません。

 説明会や学園祭など、子どもが学校をナマで見られる機会は

 どんどん活用しましょう。

 ちなみに、何もイベントのない平日に学校を見に行くのもアリです。

 もちろん中に入れることはまずないですが、昼休みor放課後に合わせて見に行けば、

 普段の空気感が分かって逆にリアルな感覚を持てることも多いです。

 私は4年生の時に灘中・高の放課後のテニス部の練習風景を見に行ったり

 していました。

 

 

②「今この学校を志望校として考えている人はこれくらいいますよ」というデータ。

 これは他塾生などが力試しに受けに来ているのでかなり狂いますが、

 人気校にはこれくらいのライバルがいるという指標のひとつにはなります。

 実際には、6年生の後半から志望校を下げていく子が続出するので、

 最後に受ける(サピ内)ライバルの数はかなり減ります。

 大きい校舎なら校舎から出る合格者数も少し意識し始めてもいいかもしれません。

 

 

最後にもう一度言います。

この志望校診断S.O.で志望校に向いているかどうかは判断できません。

 

 

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