ヒパヒパの学習日記

自由が丘の算数塾、あるこ塾の代表がこども学習について色々と書いています。

中学受験の大変さは家族次第

皆さん、こんにちは。

 

 

ヒパヒパあるこ中村です。

 

メリークリスマス!

今年ももう残り1週間ですね。

 

 

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この仕事をしているとどうしても、

年末は生徒たちの入試のことで頭がいっぱいになってきます。 

 

年末らしいこともあまりできないので、

年の瀬という感覚が生まれるのは

クリスマスが迫ってきた今の時期か、さらに遅いときもあります。

 

さて、先月末から始まりました

来年2019年度の説明会もお蔭様で無事に終わり、

昨年よりもさらに多くの方々にお越しいただきました。

 

新規生の集団授業のお申込み開始も、

もう間もなくというところです。

 

来年から仲間に加わってくれる講師たちも含め

何とかここまでこぎつけたという一つの安堵感と共に、

間もなく入試を迎える子たちの最後の詰めと

新規生たちを迎えるための来年の準備もあり、

なかなかハードな年末を迎えています。

 

 

中学受験を経験されるご家庭をこれまでたくさん見てきましたが、

家族って本当に色々なんだなぁと毎年のように思います。

私が算数の同じような授業を毎年繰り返していても

全く飽きずに続けられているのは、

子どもやその後ろにいるご家族たちが1つとして同じものがないからです。

 

中学受験って大変なことだと思います。

子どもが精神的に幼いから

親がかなり面倒を見てあげないとといけませんし、

お母さんが中学受験の経験がないとどこをどうしていっていいか

わからないという方も多いですね。

そういう意味では高校受験や大学受験よりも大変だと思います。

 

もちろん、当の子供本人はそんなこと全く気にしていません。

何せ経験がないことですから。

行きたい中学に向かってしっかり勉強して合格する、それだけです。

「経験がないから怖い」と大人はなりますが

「経験がないから平気」と子どもはなります。

このまま行くと1年後にどうなるか、なんてほとんどの子どもは

考えられません。

 

学習習慣の話は前回書きましたが、

決めたことをきっちりこなしていくという自己管理能力なども

受験勉強には欠かせません。

しかしそれも家族(主にお母さん)のサポートが必要でしょう。

 

「小学生だから遊ぶことも大事」という意見があります。

これにはもちろん賛成です。

色んな遊びを通して実体験していれば、

その後の人生に活きてくることもたくさんあるでしょう。

 

でも、もし中学受験をするのであれば

5年生の夏からは本気にならないとトップ層には行けません。

5年生の夏休みで、普通の小学生としての生活は卒業なのです。

でも小学生にそこまでしなくても、と思った時点でもう甘いです。

「やるなら徹底的にやる」という姿勢が家族全体に求められます。

 

他の習い事やスポーツと両立するという考え方も

それはそれでもちろんよいとは思いますが、

「予定が重なったら勉強優先」という子の方が当然結果も違ってきます。

 

普段の生活もすべて受験のために1分1秒を使うという意識がある子と、

やれる範囲でやれればいいやという意識の子なら、

どちらが良い結果がついてきやすいか、明らかですよね。

 

これはあくまで「中学受験を本気でするなら」のお話なので

皆さん真似してくださいなんて全く思っていません。

でも家族全体がいつもそういうムードでいられるかどうか、

これは大きいと思います。

 

ご両親、特にお母さんが中学受験を大変大変と思っていると

子どもが「ああ、僕(私)のせいでお母さんが大変なんだ」

と思い始めてしまいます。

お父さんお母さんは、

子どもの勉強がどうであっても変わらず「家族」でいてあげてください。

じゃないと子どもはさらに追い詰められてしまいます。

「たかが中学受験」という大きな視点も時には必要です。

 

「中学受験には知力だけではなく体力や精神力も必要」とよく言いますが、

結局は親のメンタリティも一緒に試されると私は思っています。

 

 

中学受験は確かに大変なことなんだけど、

大変なことだとは敢えて言わない。思わせない。

これくらいは普通だよ、としれっと言ってしまうのもアリです。

「え、そうなの?じゃあこれだけはやるよ」と

子どもをうまく乗せて上げてほしいのです。

 

私も算数の授業でちょっと難しい問題を解説しながら

「これくらいはさらっとできるようにならなあかんよ」と

敢えて言うこともあったりします。

もちろん自信を失わせるためではなく、子どもの目線を上げるためです。

 

 

さて、少し長くなりましたが

今年はこの辺で失礼します。

たくさんの方々に読んでいただき、ありがとうございました。

来年もどうぞよろしくお願いします。

 

 

あるこ塾の2019年度説明会は、

年明け1月以降も引き続き予定しています。

お問合わせページのリンクからお申込みください。

 

 

www.arcosuken.com

 

 

それでは、また来年お会いしましょう。

平成最後の、よいお年をお迎えください。

 

 

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