ヒパヒパの学習日記

自由が丘の算数塾、あるこ塾の代表がこども学習について色々と書いています。

8月度マンスリーに向けて〜お盆終わり編〜

お盆前編では、夏期講習中に恐ろしく差がついてしまうということ、そしてその原因の一つとしては時間の濃さに違いがあるという話をしました。



もちろん基本的な計算のスピード、書くスピードも大切なのですが、時間の濃さという言葉で言いたいのは、

①やるべきことの優先順位

②自分の能力(やるべきことにかかる時間)と集中力(かけられる時間)

がわかっていて、それにある程度合わせた時間の分割、使い方が出来ているか、ということです。

②については、まだ夏期講習で各単元のおさらいをしながらという現状ですが、もうある程度は大体のレベル感をわかってきていると思います。この自己分析、自己把握でも差が出るところです。

しかし何よりも①、まずはこれです。

この単元は最低限この問題は押さえる、ここまでは90%理解する、というのがわかっているか。



一番身近なところで言えば授業でやった問題の見直しです。ここはデイリーチェックに出るぞと教えられている場合も結構あるようですが、それならそれを完璧にしてやろう、あるいは完璧は難しいけれどココとココとココは絶対に押さえておく。

こういうことを意識しているかいないかで、1日1日確実に差がついていきます。

あるいは宿題が少し甘かったのならすぐにテスト直しをして補強しているか。

言葉で言えば至極当たり前なのですが、これが本当に難しい。よほど自己管理能力があるか危機感の強い子でないと、大体漏れがあったりあやふやなまま積み上がっていきます。

なので私が数日ごとに伺う場合はデイリーチェックの直しを見せてもらいます。そのやり方と進行具合で大体の察しがつきます。

そしてデイリーチェックは各単元の苦手具合をチェックするにも使えます。





やるべきことの洗い出しをしたいのであれば、

a. まずはデイリーチェックをまとめて、その直しをする。

b. 各単元の点数を見て、悪いものから、特に前半での間違いが多いものから、どうして間違えたのかを分析していく。

c. 単純なミスでないのであればどこかで修正が必要なのでテキストに戻って確認するor質問する。

特訓も待っていますし、いい再スタートを切っていきましょう。



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