ヒパヒパの学習日記

自由が丘の算数塾、あるこ塾の代表がこども学習について色々と書いています。

避けられない問題 その1

こんばんは、算数の伝道師ヒパヒパです。

もう11月。

すっかり寒くなってきましたね。

 

来年度の準備などでバタバタしていて

しばらく空いてしまいましたが、

ようやく色々決まりそうで

ちょっと一安心というところです。

 

 

来年の統一入試日2月1日までは

100日を切ってあと90日。

関東共学校の最高峰、

渋幕の一次本番(1月22日)まではあと80日ですね。

6年生の追い込みもかなり熱を帯びてきていますが、

皆さんの調子はどうでしょうか。

 

 

算数の底上げに関して言えば、

Sのテキストの中では

「夏期講習のテキスト(A~Eとアプローチ)」と

「解法力プリント」が一番使えます。

この2つは私が内部にいた時から

なかなかよくできているなぁと思って

個別指導にもよく使っていました。

 

 

もちろん各種SSのプリントも実践力をつけていくという意味では

非常に大事なのですが、

しっかり飲み込めるレベルに達していない子が

1時間も2時間もかけて解いても結局吸収できない、

ということがよく起こっています。

 

 

解けるか解けないか限界ギリギリの問題を

ヒィヒィ言いながらじっくり解いている余裕は

残念ながらもうあまりありません。

4,5分粘ってもわからない問題は、

解説を見るか質問して

どんどん次の問題に進みましょう。

 

とは言っても、

「この学校の入試問題の傾向を考えるとどうしても避けられない」と

いう問題もあります。

 

 

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多くの難関校・中堅校において、それは「平面図形」です。

特に、平行四辺形や台形の分割が好きな学校は非常に多いですね。

なのでそれが苦手な人は、

その類題をテキストで効率よく練習すればいい。

 

「それ」が自分でできる子は

自分でちゃんと弱点補強ができるわけですが、

なかなかそうもいきません。

 

問題集の中で苦手な単元のところを見ても

自分にとってちょうどいい問題かどうかがわからなかったり、

ちょうどよさそうな問題がテキストに載っていなかったりする。

そもそも自分で弱点補強ができる子ならば

6年の今頃まで弱点をひきずらないだろうということも確かです。

 

だから弱点補強のための問題ピックアップや、

場合によっては

その子にとって最適な類題をその場でパッと作ったり

問題を選んでプリントを用意することのできる

個別指導塾や家庭教師がいれば、

それが最高の講師と言えるでしょう。

 

続く